とものいえづくり 2ndシーズン 壁・床コース#2
とものいえづくり 2nd シーズン壁・床コース♯2
家づくりをしている人が一度は憧れる珪藻土壁。壁がどのようにできているか知っていますか?
とものいえづくり 2nd シーズンの3回目は珪藻土を塗るための壁、下地づくりを体験しました。
壁づくりの工程は
1 断熱材を入れる(外部に面している壁のみ)
2 石膏ボードを貼る
3 ボードとボードの の継ぎ目の処理
4 養生
今回は1と2の工程を体験しながら学びました。
まず最初にグラスウールを入れる壁の柱の間隔を測りグラスウールをカッターで切り出します。ポイントは実際の寸法より少し大きめに切ること。グラスウールは隙間無くぴったり入れないと断熱効果が落ちるので少し大きめに切って押し込むイメージで丁度良いとのこと。実際に作業してみるとなるほど納得です。グラスウールは柔らかいので少し大きめでもまったく問題ありませんでした。
この作業は測って切ってのくり返し。2 人で役割分担して行うと効率も良く楽しく作業出来そうです。
グラスウールを入れ終わったら、内部の間仕切り壁にインパクトドライバーを使って石膏ボードを壁 にビス留めしていきます。実際にやってみると力の加減が難しい。ビスの頭が石膏ボードにほんの少しだけ食い込むところで止めたいのですが油断していると深く食い込んでしまいます。実際に手を動かしてみるとわかることがたくさんありますね。
一方、グラスウールを入れ直す必要の無い部屋は、はがれかけた既存のビニールクロスをはがして珪藻土を塗るための下地を整えます。これもなかなか根気のいる作業で、糊がべったり付いていていてはがれにくいところはヘラを使って丁寧にはがしていきました。
今回の参加者は、今まさに自宅をDIY している人、これから計画している人、 大工志望の中学生と様々。年齢や性別が違っても、協力し合いながら作業し、一緒にご飯を食べると一気に距離も縮まります。 次回はいよいよ珪藻土を壁に塗ります。お楽しみに!
Mihoko Anetai (レポート)
Mihoko Tsujita(写真)