とものいえづくり 壁・床貼りクラス＃2レポート
-
とものいえづくり 壁・床貼りクラス＃2レポート前回の作業ではスタイロフォームを入れ、合板を貼って床下地を作りました。でもまだグラスウールはロールのまま。今回はそのグラスウールをいれて、床の断熱性を更に高めて前回の下地と直交して木材を組み合わせることにより、床自体を頑丈にする工程です。①根太や垂木、と呼ばれる木材を格子に組み、②墨付けをしてビス止め③ロールからグラスウールを切り出す人、それを格子にあわせて切りながらはめ込む人、と分担して進め④上からビニールをかけて密閉してタッカーで止めていく⑤その上にまた合板を貼り、ビス留めフローリングはこの合板の上に貼っていくのですが合板自体を床として、表面を滑らかにしてオイルを塗り、仕上げる事もあるようです。それも趣があってよさそう。今回使った新しいグラスウール、チクチクはほとんど無しでした！解体で撤去したものとは格段の差。腕を出して作業しても平気。（人によるとは思いますが…）技術革新されているんですね。作業する方としては嬉しいかぎり。②の墨つけでは、初・墨壷体験もしました。ちゃんとやろうとして慎重になるほど、糸は乾くし、墨はブレる。でも、そんな風に線がいくつもついてしまった時にも一目でわかる、「こちらが正しいスミです」という意味の印の付け方があることを教わりました。何人もの人で建物を作る現場で培われた知恵。「なるほどー」と関心しきりです。人差し指と親指に墨糸の跡がつき、「なんだか職人さんになったみたいだね」とお互いに見せあい。水糸を使った墨出しにも挑戦しました。今回はその他にも、現場でよく使われる印の付け方やビスをとめる間隔、ビニールを貼るときの柱部分の立ち上がり処理方法など、細部にわたってたくさんの技術的なことを聞くことができました。もちろん、基本的なことも。実際に身体を使うと、視覚だけでは得られない感覚が得られます。次回はいよいよ壁。石膏ボードの壁にも挑戦します。とものいえづくり、楽しみながら進んでいます。Ami Endo. （レポート）Mihoko Tsujita (写真）
-
墨つぼの仕組みと使い方に興奮する女子。 -
材料の規格とメジャーに付いているマークのヒミツをきく。photo Mihoko Tsujita -
実際の現場で使われている、印の意味と使いかたを。photo Mihoko Tsujita -
長いビスを使っての作業にも挑戦。photo Mihoko Tsujita -
墨つぼで墨をうつ。パシっと弾いてみます。 -
なんか職人さんになったみたい！photo Mihoko Tsujita -
みんなでランチの準備始めます。photo Mihoko Tsujita -
野菜の切り方に小二のチェック入ります。photo Mihoko Tsujita -
こちらは盛り付け中。今回も差し入れが沢山！photo Mihoko Tsujita -
いただきます！今日のまかないはロールキャベツ！photo Mihoko Tsujita -
午後からの作業開始。格子状に下地をとめていきます。photo Mihoko Tsujita -
グラスウールをつめる。photo Mihoko Tsujita -
いないと思ったらこんなところで。photo Mihoko Tsujita -
ビニールシートを貼ります。photo Mihoko Tsujita -
その上に合板を貼ってphoto Mihoko Tsujita -
みんなでどんどんビス留めphoto Mihoko Tsujita -
さああと一枚！photo Mihoko Tsujita -
今日はここまで。広い床ができました。photo Mihoko Tsujita -
記念撮影。お疲れさま！次回は壁を作ります。photo Mihoko Tsujitaみ
前回の作業ではスタイロフォームを入れ、合板を貼って床下地を作りました。
でもまだグラスウールはロールのまま。
今回はそのグラスウールをいれて、床の断熱性を更に高めて
前回の下地と直交して木材を組み合わせることにより、床自体を頑丈にする工程です。
①根太や垂木、と呼ばれる木材を格子に組み、
②墨付けをしてビス止め
③ロールからグラスウールを切り出す人、それを格子にあわせて切りながらはめ込む人、と分担して進め
④上からビニールをかけて密閉してタッカーで止めていく
⑤その上にまた合板を貼り、ビス留め
フローリングはこの合板の上に貼っていくのですが
合板自体を床として、表面を滑らかにしてオイルを塗り、仕上げる事もあるようです。
それも趣があってよさそう。
今回使った新しいグラスウール、チクチクはほとんど無しでした！
解体で撤去したものとは格段の差。腕を出して作業しても平気。（人によるとは思いますが…）
技術革新されているんですね。作業する方としては嬉しいかぎり。
②の墨つけでは、初・墨壷体験もしました。
ちゃんとやろうとして慎重になるほど、糸は乾くし、墨はブレる。
でも、そんな風に線がいくつもついてしまった時にも一目でわかる、
「こちらが正しいスミです」という意味の印の付け方があることを教わりました。
何人もの人で建物を作る現場で培われた知恵。
「なるほどー」と関心しきりです。
人差し指と親指に墨糸の跡がつき、「なんだか職人さんになったみたいだね」とお互いに見せあい。
水糸を使った墨出しにも挑戦しました。
今回はその他にも、現場でよく使われる印の付け方やビスをとめる間隔、
ビニールを貼るときの柱部分の立ち上がり処理方法など、
細部にわたってたくさんの技術的なことを聞くことができました。
もちろん、基本的なことも。
実際に身体を使うと、視覚だけでは得られない感覚が得られます。
次回はいよいよ壁。
石膏ボードの壁にも挑戦します。
とものいえづくり、楽しみながら進んでいます。
Ami Endo. （レポート）
Mihoko Tsujita (写真）
