とものいえづくり 2ndシーズンが始まりました!
こちらはGen&Co.が農家さんから譲り受けた築40年ほどの古い民家。
2016年の1stシーズンに続き、今年も9月から2ndシーズンが始まりました。
「みんなでつくる」とものいえづくり。今回もたっぷりレポートしていきます。
第1回解体編の参加者は農家さんや料理人、コーヒースタンド店主、建築家などの多彩な顔ぶれに1stシーズンからの参加者やスタッフも加わりにぎやかにスタートしました。
簡単な自己紹介のあと、さっそく作業開始です。
解体といってもいきなり壁を壊し始めるわけではありません。まず始めにカーテンレールやコンセントのプレート、木枠など壁や天井に付いている付属物を取り外し、
その後、天井→壁→床の順で解体していきます。この順序がポイントです。
作ったときと逆の手順で壊していくと効率よく作業を進められるのです。
こうしたちょっとしたコツを聞けるのもワークショップのいいところですね。
さぁ、いよいよバールを手に持ち天井をひと突き。ホコリの舞う中、天井をはがし壁をはがすと柱が現れ建物の骨組みが見えてきました。この家を建てた大工さんの顔が見えたような気がしました。Gen&Co.代表で宮大工の村上さんは、解体する前に必ず塩をまき、前に住んでいた人や家を建てた大工さんに敬意を払って解体を始めるそうですが、その気持ちが少しだけわかったような気がしました。
作業をしていると時間はあっという間、お待ちかねのランチタイムです。とものいえの畑で採れた新鮮野菜を煮込んだポトフにかぼちゃのサラダ、手づくりパンに手づくりジャム、とものいえづくりのお昼ご飯はいつも本当に美味しくて会話も弾みます。
お腹も心も満たされたところで午後からの作業がスタート。残った壁の撤去とクロスをはがして最後はみんなで後片付け。一部屋に集められた大量の廃材を見て、この廃材を捨てずに利用することを考えるのもリノベーションの醍醐味なのかもしれないと感じつつ解体編のプログラム終了です。
次回は床・壁コース編です。お楽しみに!
Mihoko Anetai (レポート)